防護管で感電事故0の安心できる現場を

建設工事の責任者がイチバン心がけていることは何でしょうか。

工期の期日、より効率のいい施工法、質のいい資材……。

すべて大切ですが、やっぱり一番大事なのは「社員の安全」ですよね。


特に高所作業を伴う足場工事の会社様などは、一瞬の気の緩みが命取り。常に万全の体制をとって、施工に臨んでいることだと思います。


もちろん死亡率が高い墜落・転落事故には細心の注意を払わなければいけません。 しかし高所作業に当たるうえで、意外と見落としがちなのが電線による感電の危険です。死亡事故が発生した例も多々あり、きっちりと防止策を講じる必要があります。


今回は架空電線による感電事故を防いでくれる「防護管」について、ご紹介いたします。


■ 建設工事の強い味方「防護管」って?




電線にかぶせてある黄色いカバー。あれが「防護管」です。

架空電線付近での工事の経験がある方は、お馴染みのアイテムでしょう。絶縁体で構成されており、電線との直接的な接触を防いでくれます。


架空電線付近で外装塗装や屋根の張替などをする際は、クレーンや工事用の足場が必要ですよね。当然、電線との接触の可能性が高まる。そんな時、感電を避けるために防護管を設置するのです。


感電災害は被災者の負傷はもちろん周辺の停電事故にも繋がる恐れがあるので、感電の危険性が高い工事の場合は、建設業法第28条によって防護管の設置が義務付けられています。  




■防護管の設置を怠ると……


過去には防護管を付けなかったがために痛ましい事故も発生しています。



1.建設用防護管の取り付けをせずに足場を組み立て、うっかり電線に触れて感電し、電撃傷で約2週間の入院。


2.震災による外壁工事に伴う足場の組立作業中、足場で滑って転落し、開閉器から高圧引込みケーブルまでの間に接触し感電負傷。防護管は取り付けていませんでした。 


3.外壁工事に伴う足場組立作業中、防護管なしにもかかわらず、高圧線が足場を貫通した状態のまま足場を組み立てようとして、高圧線に接触し感電死。 



電線付近での施工は非常に危険。少しの油断が怪我や死につながるからこそ、鉄壁の安全対策が必要なのです。 




■防護カバーを一般価格より安く提供


防護管をそろえる際には施工前に電力会社か民間の電気会社に依頼をする必要があります。東京電力パワーグリッドなどの電力会社に依頼する場合、費用の負担対象の部分と対象外の部分があるので、その見極めをしなければいけません。 



民地側工事




官地側工事





防護管の取り付け費用は、東京電力パワーグリッドで1本47,000円(税別)。

しかし坂本電気では1本45,000円(税別)で工事ができるので、若干安く承れます。 なお、これは1本当たりの値段。

防護が必要なエリアが広いほど、防護管の本数は増えるので、差額は大きくなります。


(出典:東京電力パワーグリッド)




■まとめ


電線付近での工事の場合、感電事故を防いで社員の命を守るためにも防護管の設置は必須です。


高所作業を伴う建設工事会社の皆様、コストを抑えつつも安全な工事を実現するために、埼玉県さいたま市の坂本電気に防護管の取り付け・取り外しを依頼してみてはいかがでしょうか?


豊富な実績に基づいた信頼のおける仕事で、安全な施工現場の実現をお手伝いさせていただきます。